top of page
執筆者の写真橋本勝彦

奇跡の1000円

こんにちは。種屋の橋本です。


前日、あるセミナーに参加をさせていただきました。


会場に早めに着き受付で体温を測っていただき

(これってなぜかいつもドキドキしますね)

セミナー後の懇親会費用をお支払いしようと思い、

財布から1000円札を出しました。


片手で荷物を持ちながらでしたが、出したお札の向きを

揃えてから出そうと思った瞬間、そのうちの1枚が

ピラピラっと落ちていくのが見えました。


拾おうと思い机の下をみても、お金は落ちていません。


カバンの隙間とか、受付の方の椅子の下も見ていただきましたが

どこにも見当たらないんです。


その場では不思議に思いながら、別のお札を出し、お支払いをして、

なんか違和感を感じながらセミナーが始まりました。

お金がピラっと落ちていく映像が頭に残っていたのですから。



勿論、楽しいセミナーでしたので、始まってしまったら、

お金のことは忘れてしまっていたのですが、

休憩時間に、セミナーの運営の方がクリアファイルに入れて

1000円を持ってきてくれました。。。


そう、さっき行方不明になっていた1000円札差です!


その1000円札はどこにあったかというと・・・


受付の机の棚?

机の天板のすぐ下に荷物とかが置けるような棚みたいな隙間って

ありますよね!(なんていうかわからないのですが)


そこに1000札が乗っていたそうです!


一度はなくなったと思った1000円が誰も思いつかなかったところに

あったんですね!


実はお金が出てこなかったら、オカルト系のお話にして

ブログに書くつもりでした。

1000円でネタを買ったと思えはいいや、と。


それが返ってくるなんて!


この奇跡の1000円はどうしようか?

なんか物語がある1000円札でアイスとかを買うのもなぁとか

宝くじをかったらもっと増えるか?とも思いましたが

寄付をすることにしました。


悩んだお金は誰かの役に立った方がいい、というのが

僕の考え方なんです。


これはある経験から、考えたことです。


もう5,6年前のことですが小学生の子供が

友達と遊びに行きました。


まだお小遣いをあげていませんでしたので、

お菓子をみんなの分とごみ袋を持たせました。

お菓子のごみは必ず持ち帰るようにと。


ところが帰ってきた子供は手ぶらです。

ゴミはどうしたかわからない、と言っています。


そこで僕と二人で遊んでいた場所に行きました。

ゴミを拾いに、です。

現場に行ってみると、ゴミはありません。

多分お友達の家の前でしたので、片付けてくれたのだと思います。


子供には次から、必ずゴミを持ち帰るように話し、

その日は、家まで、二人で道のゴミを拾いながら

帰ることにしました。


カミクズやたばこの吸い殻などを発見しては拾っていきます。


しばらく歩くとなにか、キラッとした物が落ちています。


近くに行くとなんと500円玉です。

お金の価値をなんとなく変わりかけていた年齢の子供は

大興奮です。


ここでパパは考えました。


このお金をどうしようかと。


むき出しの500円では多分、交番に持ち込んでも

迷惑でしょう。


子供の前で自分の財布に入れるわけにはいきません。


そこで考えたのは、

「誰が落としたのかわからないのだから、誰かわからない人の

役に立つように使おう」ということでした。


子供に話すと、納得し、二人でコンビニに行って募金しました。

その時の子供の誇らしげな表情が忘れられないですね。


それ以来、子供達といるときにお金を拾うと

コンビニに行って募金をすることになりました。

(そんなにあることではありませんが)




今回の奇跡の1000円はコンビニの募金箱に入ります。


誰かのお役に立てるように。


僕は、ブログを一つ書けましたので儲かった気分です!


※この写真はお話にでてきた奇跡の1000円の現物です(笑)


閲覧数:1回0件のコメント

Comments


bottom of page