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執筆者の写真橋本勝彦

【恐怖体験】死に近づいた瞬間 その2

僕は東京に住んでいますが、夕立、雷雨はよくあります。


特に僕が住んでいるあたりは雨雲の通り道になっているらしく

風も強いです。



短時間に凄い雨が降り、雷が鳴ると大自然の力を

感じますよね。


僕は雷雨を眺めているのは結構好きです。




これは僕が18歳の時のお話しです。



夏休みは部活の合間を縫って水道橋にあった予備校の

夏期講習に通っていました。



一緒に行く友達もいなかったので一人で

家からは行きやすい後楽園の駅から予備校まで

東京ドームの横を通って10分ちょっとの道のりです。




その日は授業が終わり外に出てみると

あいにく夕立になり暫く収まるのを校内で待っていましたが

中々、雨がやみそうもなかったので

持っていたビニール傘をさして駅に向かいました。




先ほど書きましたが夕立も雷も好きなので

傘にささる雨音、空を揺るがす雷鳴、稲光を楽しみながら

駅に向かいました。



凄い雨でしたので周りには誰も歩いていませんでした。




水道橋の駅をすぎ、後楽園遊園地の横を通った時に

それは起こりました。




空を見上げるとピカピカと雷が鳴っています。



ピカっと光ってすぐに雷が鳴っていましたので

自分の上空あたりで雷が起こっているのが

わかりました。




!!!!!




次の瞬間。




ピカッゴロッ



稲光が僕の方に向かって

真っすぐ走ってきました!




不思議とスローモーションのように

光がジクザクにぶれながら僕の方に進んできました。




多分、1秒にもなっていなかったでしょう。



僕には数分にも感じました。




僕は雷に打たれて死ぬのか。と本気で思いました。




すると雷は僕のすぐ横にあった

電信柱にドーーンと!!



多分10mとかですよね。




僕に雷が落ちなかった、とわかった瞬間

全身から汗が吹き出しました。




その後も雷は沢山鳴っていましたが

僕には別世界を外から見ているような感覚になり

ボーとしながら駅に向かったのを覚えています。




今思うと、遊園地の横を歩いていましたので

何故、観覧車とかジェットコースターの避雷針に

雷が向かわなかったのか?不思議です。



当時は天の神様が僕に何か使命を与えたのかと

思っていました。

(答えはわかりません)



確実に言えるのは

昨日の記事と同じく一瞬で死を覚悟した瞬間を体験したことで

どんなことが合っても死ぬことよりはマシと

思うようになったことです。



またブログのネタが二日分できた(笑)



明日は40歳ぐらいになってから

体験したお話しを書きます。




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