こんにちは。種屋の橋本です。
オリンピックは来年に延期になってしまいましたが、
僕が楽しみにしていたのは、陸上の男子100m。
そう、日本人が10秒を切って世界と戦えるところを
見られると思っているからです。
自分では定期的にスポーツはしていないので、見る専門なのですが、
こんな僕でも、100mを走ってサニブラウン選手に勝てる方法があります。どうすればできるのでしょうか?
ここからはビジネスのお話(笑)
営業にとって、大切なことはお客様に感動をしていただくこと。
ただ販売して売上を上げるだけではないのです。
売上はお客様が満足、感動した結果です。
ではお客様が感動するのは、どんな時でしょうか?
それは、価格が安かった時、ではなく、
あなたのスピードが早かった時、なんです。
ここでいうスピードとは、早く走ることではありません。
早く走り出すことなんです。
運動不足の僕でも、サニブラウン選手より
5秒ぐらい早くスタートすれば早くゴールに着くことができます。!(^^)!
ライバルとの競合で価格で勝負することは痛みは伴いますが
安易な選択です。
勿論、ビジネスはいろいろな要素が混ざり合って動いていますので
価格で勝負する場面もあるかもしれません。
ただ価格で勝って量の受注を得る薄利多売の戦略は大手がやること。
中小企業が同じレベルで付き合っていたら、すぐにお金が無くなってします。また営業が安い価格で提案をして尊敬されることはありません。
納期や見積もりの提出はもちろんのこと、
会合などの出欠の回答やメールの返事など、
スピートで対応できる場面はたくさんあります。
いつもスピードで回答をしていると、〇〇さんはいつも早い、と
相手が思ってくれます。
これはお客様の信頼につながることが多いのです。
自分が回答をもらう立場の時を考えると納得できると思います。
何かお願いごとをしたときに、いつもすぐに回答をくれる人と
いつも回答がギリギリになる人。
どちらの方が信頼しやすいですか?
「まだ回答が来ていない」というストレスを取り除くって大切ですよね。
僕がスピードで心掛けていること。
メールはすぐに回答すること。その場で判断できない内容なら、
メールを受け取った確認メールを早くすること。
参加することを決めている研修や会合などはその場で回答をすること。
お礼はその日にメールを送る、また、葉書を書くこと。
以前、愛知県に出張した時のこと。
お客様の会社の社長様とご挨拶をさせていただく機会がありました。
その場の会話で、翌日まで出張で愛知県内を廻っていることを
話していました。
お名刺をいただけましたので、当日、次の訪問先への移動中に
お礼の葉書を書き,投函しました。
葉書は翌日にはその社長様の元へ届きます。
その日まで愛知県にいる、と言っていた営業から葉書が届く。
後で聞いたら相当びっくりされ、喜んでいただけたようです。
全社の朝礼でもその話をしていた、とお聞きしました。
ほんの少しの時間の使い方のおかげで、その社長様とは訪問するたびにお時間をいただき、情報交換ができるようになりました。
スピードがお客様に喜んで感動していただけた例ですが、
あなたの日々の営業活動の中でもやれることって
あるのではないでしょうか?
これはお客様への対応だけでなく、社内の連絡でも
同じことが言えると思います。
回答、連絡が早くと「仕事が早い」という評価になります。
社内の信頼につながりますね。
早く対応をする、ということは実は自分自身に取っても
いいことがあります。
それは「後でやらなきゃ」というストレスをなくすことです。
いくつも回答すべき案件が溜まってしまうと、いやじゃないですか?
その場で処理をしてしまうと自分も楽になり、
相手にも喜ばれる。
いいことだらけです。
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