こんにちは。種屋の橋本です。
お客様宛に定期的に送るニュースレター。
うまく使うとすごい効果を発揮します。
たまに自宅に車メーカーさんや不動産屋さんなどの
ニュースレターが入ってきます。年に一回ぐらい不定期的に。
担当が変わったときになどに自己紹介が書いてありますね。
一般家庭にポスティングするものは、チラシに近いものですので、
どれだけ効果があるのか?よくわかりませんが、
企業が企業向けに送る場合、効果が出た事例をご紹介します。
僕が以前、靴メーカーで働いていたころのこと。
自社でブランドを企画し販売していたのですが、
全国で取り扱っていただく販売店様に定期的に
ニュースレターを送っていました。
最初の頃は展示会のご案内だけを年に数回送っていただけでしたが、
遠方のお客様はなかなか訪問ができないことや、
お客様も年に一度ぐらいしか東京に来られないので、 接触する頻度不足を解消するための施策です。
人は相手との接触回数が多いほど好感を持つ、と言われています。
(ザイオンス効果といいます)
ニュースレターは毎月、顔写真入りで送っていましたので、
会っているのと似たような効果があったのだと思います。
送っていたのは、A4の用紙に3枚。
1枚目はご挨拶とブランドの最新情報をワードで打ったもの。
展示会の日程や、雑誌掲載のお知らせ、新商品の発売日程など。
2枚目は、人気商品の画像入り、在庫数入りの発注表。
発注数を記入してそのままFAXできるようにしていました。
そして3枚目は、手書きの担当者ニュースです。
それぞれの担当者が手書きで、自分の近況を記入していました。
手書き、と言ってもデザイナーが作ってくれたテンプレートに
手書きをしてカラーコピーしたものです。
内容のルールはひとつだけ。
仕事の事は書かないことです。
このページは担当者がどんな人か?わかっていただくページですので、
お勧め商品などは書いてはいけません。
これは人によっては書くことに苦労していました。
ただでさえ、文章を書くことが苦手なのに、仕事以外のことで
ネタのアンテナを張っておかなければなりません😉
僕は子供たちが小さかったので、ネタの宝庫(笑)
毎日のように面白いエピソードがありました。
それを毎月、下手なりに一生懸命手書きをして
時にはイラストを入れたりして送っていました。
これはお客様との距離をグッと縮める効果がありました。
電話をかけると、その月のレターに書いた内容の話題を
お話しする機会も増えお客様との距離がグッと縮まりました。
またこのニュースレターは見込み客様にも送っていましたので、
東京ビッグサイトの展示会などで、(失礼ながら)どちら様か
分からない人に、手を振られて親しげに話しかけられたこともあります。「やっほー」って😁
これもニュースレター効果ですね。
僕は多くの方にレターを送っていますが、僕は覚えていない相手でも相手の方は僕の事をいろいろと知ってくれています。
そしてお客様からしたら、定期的に連絡が来ることによって、
在庫を確認したり、欠品しているサイズを発注したりする機会になります。
このようにして定期的にお客様に思い出していただく手段を
リマインドと言います。
定期的な電話などもいいのですが、件数が増えるとかけるのも
大変です。
僕の場合は、ご紹介したニュースレターと合わせて、
発注をいただいた際に、必ずお礼の電話をするようにしていました。
お客様に対する方針として、できるだけ面倒くさく、アナログで
対応していくことにしていました。
お客様の立場で考えると、メールを送ってきて終わりの人よりも
電話をくれる人の方が仲良くなれます。
ニュースレターを送れない業種の方はメルマガも同じような効果があります。
大切なのは回数。
(実は中身は読んでくれていなくてもいいのです)
手抜きをせずにコツコツとアプローチをしていくことが大切です。
☆弊社への研修依頼、お問合せは下記宛にメールにて
お願いいたします。
(有)種屋 代表取締役 橋本勝彦
mail katsuhiko-hashimoto@outlook.jop
有限会社種屋 日本 営業研修を通じて営業職のスタッフのレベルアップをいたします。webセミナー、無料セミナーも開催中。企業研修も対応いたします。有限会社種屋は≪少数精鋭で業績を上げる≫コンサルタント、セミナー・研修の講師をしております。 中小企業様向けに、営業強化を柱とした業績アップのサポートをしています。また業務改善を行い営業するための時間を作り出すためのサポートもしております。 www.taneya.biz
Comments