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執筆者の写真橋本勝彦

ポスターになっていませんか?

こんにちは。種屋の橋本です。


社内の壁にいろいろと掲示している企業があります。


経営理念や業界の啓蒙ポスターや、標語など。


なんとなく、貼っている物もあるでしょう。


この掲示物、効果的に使うことで社員の動きを変えることができます。



まず、警告や表示といった種類の物。

製造現場の機械の近くとか、人が接触しそうな場所とかの

注意喚起は誰が見てもわかるように大きくした方がいいでしょう。


学校などで「廊下は走らないこと!」と大きく貼ってあったのを

覚えていると思います。


これは多くのところでやれていると思います。



他には、社員の行動を変える為の掲示があります。


昔、ドラマとかで、営業所の壁に営業成績の棒グラフが

あったのを見たことがありますが、これって基準数字を考えて作成すると効果が出るものです。


縦軸を売上金額にしてしまうと、大きなお得意先様を持っている人だけ

グラフがどんどん伸びていきます。

売り上げ規模の小さいお得意先様の担当者は頑張ってもトップにはなれませんので、全体のモチベーションが下がる可能性があります。


全ての営業を平等に評価してグラフにするのなら、

本人の前年比をグラフにしてみましょう。

縦軸は達成率にすれば、担当先の規模の大小にかかわらず、

「前年に比べてどれぐらい頑張っているか?」

がすぐに分かります。


以前、この前年比のグラフを作り、掲示したら、

大ベテランの部下が、他の営業に比べて達成率が低いと

なんか恥ずかしい、とかプライドが許さない!と

(笑いながらですが)いいだとして、お得意先様への提案を増やして

数字を達成したことがありましたが、

人は過去の自分に負けるのが、かなり悔しい、ということが

分かりました😁


この事例のように行動を変えること、が掲示物の意味になります。


営業所である商品をみんなで販促をかけていこう、といった場合は

棒グラフの縦軸は個数ですね。

スタッフが同じスタートラインからスタートできます。


新規開拓の件数なども同じです。



成績を表現するグラフでは、もっとやる気を出させる方法があります。


それは縦軸の数字を均等にしないこと。均等にしなければならない

決まりはありません。

上に行くほど、数字の感覚を広くしましょう!


たとえば、50%以下は10%刻みのメモリにして

それ以上は5%刻みにします。


こうすると、50%を超えてくると、グラフがぐんぐん伸びていきますので

担当者の達成感もぐんぐん上がります!


またグラフの数字は100%までしかありませんが、

もっと達成したら、グラフから上に突き抜けてもいい(笑)



以前、ある会社で、新商品の販促キャンペーンの棒グラフの数字が

行き過ぎて、天井にまでグラフが伸びているのを見たことがあります。

担当者の得意げな顔が目に浮かびますね!


こういったものは、調子が悪い人の発奮材料にもなりますが、

頑張った人がもっと頑張れるきっかけにもなるんですね!

そして誰が見ても調子の悪い人がいたらすぐに分かりますので

上司がしっかりとフォローしてあげてください!



今は壁紙のかわりにマグネットボードを全面に貼り付けている会社も

あります。壁一面がホワイトボードみたいな感じです。


こうしておくと壁の掲示を使って社員の動きを変えやすくなります。


ポスターなど無駄なものは,無くしたほうがいいと思いますが、

行動を変える掲示はドンドンした方がいいですね!



そして社内掲示を活用していくポイントがもう一つあります。


それは「楽しい」感じにすること(笑)


極端に言うと、学園祭みたいに😁


社内が明るくなり、掲示や更新を楽しんで行うようになります。


グラフなどは社員みんなが関心をもって最新の掲示を

していった方が効果がありますので、参加してもらうことは

必須です。


思いついたアイデアがありましたら、ぜひやってみてください!



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