こんにちは。種屋の橋本です。
現在、お客様のご希望で、今まで、僕が行なっていなかった内容の
研修を作っています。
それは、コミュニケーションに関する研修です。
誰にとっても感じのいい人、そうでもない人っているものです。
お仕事関係の方や、お店の方などでもいろいろな人がいます。
相手の方を変化させることはできませんので、自分が相手の方にとって、また会いたい、と思っていただくことって大切だと思います。
このセミナーではいくつかのコミュニケーションのコツをお話ししていくのですが、僕のセミナーの特徴である実例もいつものように沢山お話しいたします。
その中で、相手の方との信頼関係を築くラポールというお話しをするのですが、どのエピソードをお話ししようかと、頭の中を棚卸(笑)したのですが、とても印象に残るお話しを思い出しました。
もう、10年近く前のお話ですが、研修で仲良くなった人から、
僕ととても合いそうな友人がいるから紹介したい、と言われました。
仲良しの人からそんなことを言われたら、断る理由はありません。
喜んでお願いをしました。
お酒が好き、というみんなの共通点がありましたので、お店を予約し、
当日を迎えました。
待ち合わせをしたお店の前に、立っている方が多分、その方だと思い、
話しかけたら、やはりそうでしたのでぎこちなくご挨拶をして
仲介してくれた人を待っていました。
しばらくすると、その方から連絡が入り、体調が悪く、病院に行ってから
駆けつけるので、先の始めてて欲しいと連絡が入りました。
こう見えて僕は人見知りですので(笑)
しばらくはお互い気を使って、ぎこちない会話をしていたのですが、
話の流れでプロ野球の話になりました。
僕はスワローズが好き。といっても、ニュースで結果を楽しみにしたり、
たまにテレビで試合を観戦するぐらいの「ライト」なファンです。
相手の方はというと、家族でユニフォームを着て球場で応燕する😊
熱烈なファンです。
ちょっと温度差はあっても、共通点ができ、さらに深い話になったのですが、スワローズの思い出の試合、という話になり、
僕は忘れられない試合のお話をしました。
その場にいたことがちょっと自慢でした。
それは、1992年9月24日。神宮球場でのカープ戦です。
その年は4年ぶりのリーグ優勝をかけ、タイガースと競っており、
負けられない一戦でした。
試合はカープのリードで終盤に差し掛かり、7回の表、
2アウトランナー1塁でバッターは4番の江藤選手、というピンチです。
そこでマウンドに向かったのは、なんと4年ぶりの登板となるあの男。
当時のスワローズファンの誰もが復活を待ち焦がれた、
荒木大輔選手です。
その日は度重なる怪我を克服して4年ぶりの1軍のマウンドでした。
僕は球場にいて、地鳴りのような歓声を体験しました。
大袈裟ではなく、球場が揺れた感じがしました。
そして周りにいた多くの人が涙を流していました。
まさか、僕の目の前で荒木投手が投げているとは!!
その試合は、荒木投手の魂のボールを受け取った古田選手の
逆転ホームランで勝つことができました。
僕にとっては、とても思い出深い日です。
で、で、です。
僕の目の前でお酒を飲んでいるさっき初めましてと挨拶をした
その人が、なんとその日に神宮球場にいたと!
全くの偶然ですが、同じ日に、同じ場所で、同じ感動体験をし、
同じように涙を流していたんです。
当然、その人とは、それからも何度もお酒を酌み交わす
大切な友人になりました。
ラポールを築く一番の方法は過去を共有することです。
自分の過去って意外に覚えていないものなので、
一度、棚卸をしてみることをお勧めします。今回の僕みたいに
素敵なエピソードを思い出すことができます。
☆弊社への講演・研修のご依頼、お問合せなどは下記までメールにて
お願いいたします。
☆初回の面談は60分無料(月限定5社まで)で対応しておりますので、お気軽にお問合せください。 オンラインでも対応いたします。
【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
Comentarios