こんにちは。種屋の橋本です。
先日、庭の小さな木に実がなっているのを見つけました。
今までも毎年、身に付けていたのかもしれませんが、
僕があまり意識していなく、気が付いたのは昨年の事でした。
この小さな実が、大切な学びを実感させてくれました。
それは、物事の本質を考えるようにしよう、ということです。
最初にこのことを意識したのは、ある先生の講演をお聞きした時です。
僕達が普段食べる果物などは、食べずに置いておくとどうなるかというと、だんだん腐ってきます。そして食べられなくなってしまいます。
僕の常識では当たり前と思っていたことです。
その講演では、その当たり前と思っていたことの本質を考えてみよう、というお話でした。
自然の野山に生えている木。そしてその木に実がなります。
動物に食べられたりするかもしれませんが、なにもなく木に実ったままの果実はその後どうなるでしょうか?
多分、腐らないで、萎れていくのではないでしょうか?
それであれば、本来、萎れる果実が腐ってしまう、ということは
そこに何か理由があるのではないでしょうか?
その講演では、そんなお話しの後に、奇跡のリンゴのお話しを
紹介してくれました。
詳しくは本を読んでみてください。
ちなみにこちらから、リンゴが購入できます。
ここでお話ししたいのは、いつも食べているものがどうこう、ということではありません。
僕はジャンクフードが大好きですし😁
原材料がわからなくてもとりあえず口に入れてしまうタイプですから。
物事には「本質」と「現象」がありますが、これを分けて考えるように
しないと、何が正しいのか?わからなくなってしまいます。
ニュースなどもそうですし、仕事でも、人間関係でも同じだと思います。
この「本質」を考えることを意識するようになったら、
あまり怒らなくなりました😉
ここでは当り障りのないように、仕事のことで例を挙げてみます😁
例えば、クレームです。
僕が体験した事例ですが、お客様が購入して商品に不具合があった、ということでお店に商品を持ってきました。
レインシューズで水漏れがあったそうです。
商品をお預かりして、何度も検査をしましたが、なにも問題はありませんでした。
そこで店長が担当マネージャーと共にお客様のところに
お詫びに行く、というのでメーカーの立場として、検査報告をするために同行させていただきました。
お客様のご自宅の玄関先で、お話ししたのですが、
お客様は商品のことはなにも言いませんでした。
そしてお話しされていたのは、お店に行った時に接客した
マネージヤーの姿勢でした。
お客様は「水漏れかもしれないので、調べて欲しい」という感じで
お店に行ったら、接客したマネージャーは事情もろくに聞かずに、
返金処理をしようとしたそうです。
お客様はそんな対応をされたら、毎日使っているお店なのに、
どうして話も聞いてくれないのか!と不快に思います。
この事例で、お客様がなぜ起こっているのか?考えることが
本質を考える、ということです。
・レインシューズが水漏れしたから怒っている・・・現象です。
・お客様が不安に思って意を決してお店に相談に行ったのに
ぞんざいに扱われた・・・これが本質。
ということは解決方法は商品の交換や返金ではありません。
現象を解決してもこのクレームは解決できないんですね。
本質は、お客様の気持ちです。
自分も毎日の買い物をしている一つの顧客として大切に
扱って欲しい。ここを解決することが必要でした。
ですので、店長と当事者が謝罪をし、社員教育を徹底する事を
約束する事、そしてお客さまにはこれからもお店をぜひ、利用して
頂きたいことを伝え、お客様も納得されていました。
本質を考える
身近なところから習慣をつけていきましょう。
☆画像は「ボケ」の実です。3月頃ピンクの花が咲きます。
この実ばだんだんと大きくなり、秋には黄色くなってきます。 そしてそっそりと枯れていきます。
肥料や防虫剤などは一切使ったいない野放しの庭ですので、
自然に近い形を感じられるのだと思います。
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【千の極意を持つ研修講師】
【まごころ営業コンサルタント】
有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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