こんにちは。種屋の橋本勝彦です。
自分の行動や決断する時に、皆さんは判断基準ってお持ちですか?
買い物などでしたら、価格や性能、メーカーなど何かの基準が
あるかもしれません。
また当然ですが、基準は人によって違うと思います。
先日、海洋冒険家の白石康次郎さんの講演を見ていたら
判断基準に関して、こんなことを言っていました。
「自分が何かをするときに一番正しいのは直感」
例えば、バスに乗って席が空いていたので座ったとしましょう。
席が埋まるぐらいの乗客がいるところに、次のバス停でお年寄りが乗ってきました。
あなたはどうしますか?
条件反射で寝たふりをする😅
いえいえ殆どの人は直感では、「席を譲ろう」と思うでしょう。
そしてすぐに動けていないと、次にこんな考えが頭をめぐります。
「入口に近い人が席を立つだろう・・・」 「自分は今日はかなり疲れているし・・・」 「あの人はまだ席を譲るほどの年じゃないな、元気そうだし・・・」
直感に従えない理由をいくつも思い浮かべて考えているうちに
誰かがスッと席を譲ります。
そしてちょっと心の中で「ホッ」とする気持ちと、
今回も席を譲る勇気を持てなかった、とプチ後悔します。
どちらが正しい行動だったか?自分ではわかっているんですよね。
ただ直感に従えなかっただけです。
ある本には、直感に従った行動をすぐにできる人が
「一流」の人と書いてありましたが、バスの席のお話だけでなく
自分が正しいと思ったことに対して無意識に行動ができるようになるといいですよね。
この直感はそれまで自分が経験してきたことや見聞きしてきたことの
積み重ねでより正しく判断できるのではないかと思うんです。
脳はインプットしたものしかアウトプットしませんから、
今まで自分が見聞きしてきたことを基準に直感が決められるでしょう。
ここで言う正しく、とは誰かのお役に立てる、とか、道徳的な意味です。
僕たちが子供の頃から教えられてきた価値観、
そして子供たちに伝えたい価値観ですね。
ちなみに直感は自分の「欲」のためにはうまく働いてくれないようです
僕が自分で経験しました(笑)
・直感で選んだ馬はあまり走らない・・・
・直感で選んだ台で●●円負けた・・・
・直感で選んだ牌でロン・・・
😅
ちょっと話を戻しますと、白石さんは直感のお話の前にはこんなことも
おっしゃっていました。
それは、
「自分のことは自分で決める。
そして自分で決めたんだから文句は言わない。」
これも共感できました。
直感で選択をして行動しても決めたのは自分ですよね。
ですから誰にも文句は言えません。
自分の何かを決めるときに人の意見を参考にすることはありますが、最後は自分が決める、という自覚が必要です。
どちらか一つにしか進めないのであれば、
正解は行ってみないとわかりません。
その決断は人にゆだねないで自分で決める必要があります。
結果は成功でも失敗でも自分が決めたのだから納得できます。
この繰り返しで成長していくんですね。
これはたまにこのブログで書いている
「転原自在」「自責」です。
白石さんの話を聞いていても、結局ここなんだよなぁと
思ったのですが、大事なことの本質はどんな場面でも
変わらないんですよね。
仕事をしているといろいろな人に出会いますが、
自信をもって堂々としている人って、自責、という概念を
持っている方なんだと思います。
ビジネスで成功していく秘訣もここから始まります。
自分の責任で決断をしていくことで、目標に近づいていくんですね。
そして成果につながってくるんです。
自分のことは自分でしか決められない。
このことを知っていることが大切です。
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有限会社種屋 代表取締役 橋本勝彦
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